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ブドウ球菌感染症|皮膚で起こる具体的な症状とは

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食中毒の原因の1つとして挙げられる黄色ブドウ球菌ですが、実は食中毒を起こすだけではないことをご存知でしょうか?※食中毒の症状は『関連記事ブドウ球菌食中毒とは?潜伏期間や感染経路の詳細』をご覧ください。

ブドウ球菌が関係して起きる様々な症状を「ブドウ球菌感染症」と呼び、食中毒以外にも呼吸器や皮膚の疾患などが挙げられます。

今回は、皮膚で起こる症状をピックアップして、具体的な症状をご紹介いたします。

 

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ブドウ球菌感染症の主な皮膚症状

黄色ブドウ球菌による皮膚での感染症と考えられる主な症状は次の通りです。

  • 伝染性膿痂疹(のうかしん)
  • 毛嚢炎
  • 膿瘍(のうよう)
  • 蜂巣炎
  • 化膿性乳腺炎
  • ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群

聞きなれない言葉が多数あると思いますが、症状はよく知られているものですので、1つ1つご説明します。

 

ブドウ球菌感染症の具体的な皮膚症状

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伝染性膿痂疹

一般的に「とびひ」と呼ばれているものです。子供がかかる疾患として有名な皮膚疾患ですね。

症状としては、痒みを伴う水膨れが肌の表面にできます。この水膨れは破れやすいため、痒みに負けて掻いてしまうと、水膨れが破れてしまい、黄色ブドウ球菌が含まれる汁が飛び出してしまいます。

この汁が健康な皮膚につくと、そこにも痒みを伴う水膨れが出来てしまいます。伝染性膿痂疹は感染力が強く、どんどん感染個所が広がることから「とびひ」と呼ばれているようです。

 

毛嚢炎・膿瘍

毛嚢炎は、黄色ブドウ球菌による皮膚症状としては、比較的軽い症状です。

黄色ブドウ球菌が毛根に感染することで、軽い痛みを伴う炎症が起きます。この毛嚢炎が酷くなったものを膿瘍といいます。

膿瘍は「めんちょう」「おでき」「せつ」とも呼ばれています。化膿して激しい痛みを伴い、場合によっては熱を帯びることもあります。

 

蜂巣炎

皮膚と皮下組織に広がる症状です。

幹部が赤くなり、痛みや圧痛を伴い、場合によっては高熱が出ることもあります。また、この症状は重症化することもありますので、早めの治療が望ましい症状です。

 

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化膿性乳腺炎

歯の生えた乳児に授乳しているとき、誤って乳児の歯で乳頭を傷つけてしまうことがあります。そこへ黄色ブドウ球菌が侵入し、乳腺に炎症が起きてしまう症状です。

乳腺が赤く腫れ上がり、熱を帯びて激しい疼痛を伴います。悪化すると、高熱が出て重症化することもありますので、できるだけ早く治療されることをお勧めします。

 

ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群

目・鼻・口・首・わきなどの皮膚が赤くなります。悪化すると全身が赤くなったり水膨れができ、ちょっと擦るだけで皮膚がズルッと剥けてしまう恐ろしい症状です。一見、ヤケドのようにも見えます。

また、高熱が出ることもありますので、至急治療しなければならない症状です。

 

~まとめ~

ブドウ球菌感染症についてお分かりいただけたでしょうか?

よく耳にする「とびひ」や「めんちょ」にも黄色ブドウ球菌が関わっていたなんて思いもしませんでしたね。

ブドウ球菌感染症は、主に新生児・乳幼児・高齢者といった免疫力が低い方がかかりやすい症状です。少しでも「おかしいな?」と感じられたら、早めの受診をお勧めします。

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