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てんかん発作の原因|ストレスとの関係性はあるのか

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最近てんかん発作による交通事故が目立っています。こういった事故が原因で、てんかん患者への免許を全面的に禁止すべきという声も聞かれます。

しかし、てんかんは薬によって抑えられる病気であり、事故のほとんどは薬の飲み忘れが原因です。

免許を禁止する意見も許容する意見も一定の説得力を持ちます。一番怖いのは間違った先入観によって意見が形成されることです。

私はてんかんを持っている患者の一人ですが、そういった立場からてんかんの基本的な原理(ストレスはてんかんの原因になりうるのか?)などについて、お伝えしたいと思います。

 

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てんかんとストレス

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てんかんは日本では100万人の患者がおり、珍しい病気ではありません。患者の4分の3は薬で症状を抑えて問題なく日常生活を送ることができます。

てんかんの原因としては主にストレス、アルコール、睡眠不足などがあげられます。

しかし、ストレスが多い人はアルコールを摂取しやすいですし、アルコールを摂取しすぎると睡眠不足に陥りやすい、睡眠不足になるとストレスが溜まるなど3つの要因は密接に関連しています。

このほかにも光による刺激も原因となることがあります。

日本でもテレビアニメの光の点滅が原因で全国でお子さんが、てんかんを引き起こしたことがありました。

また、アルコールを常に摂取されているかたが、急に断酒しても反動でてんかんが起きることもあります。

私自身も実家に住んでいるときはストレスを多く抱えていたため、何度も発作を起こしていましたが、一人暮らしを初めてから発作は減りました。

正常な脳がなぜてんかんを起こさないかという疑問に薬理学では正常な脳にはGABAによる周辺抑制という機能が備わっていると答えています。

GABAは有名なのでご存知の方も多いと思われますが、ストレスに有効とされるアミノ酸の一種です。

つまりてんかんが起こりそうにそうになるとGABAによって抑制されるというシステムです。

私が現在服用している抗てんかん薬はデパケンというポピュラーな薬ですが、薬理作用としては脳内のGABA濃度を上げるという単純な作用であり、抗不安薬などにも使われています。

 

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ストレスはてんかんの根本原因なのか

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てんかんの根本的な原因がストレスかと聞かれれば、答えはNOです。

根本的な原因は脳波が乱れることなのですが、ストレスは脳にダメージを与えるため、脳波を乱す要因になるのです。

ですからストレスはてんかんの二次的な要因としたほうが適切です。ただ、ストレスが完全にアウトかというとそうではありません。

勉強に集中しているときなど、適度なストレスは脳を健康に保つために必要なスパイスです。

ストレス=悪という観念が流通していますが、ストレスと病気の罹患率の相関関係があるというだけで因果関係が証明されたわけではないのです。

 

~まとめ~

ストレスが、てんかんを引き起こす原因の1つになっている事が分かりました。

ストレス以外にも、アルコールの過度な摂取・睡眠不足などがてんかんの原因として挙げられます。

ただ、根本的な原因は脳波が乱れる事なので、あくまでストレスは、脳波を乱す二次的要因であるという事です。

てんかんについて間違った先入観を持たれている方がいたら、この記事をシェアして頂けると幸いです。

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